不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/5/31

賃貸住宅をIoT化するサービスを提供

「TATERU kit」のイメージ

 (株)インベスターズクラウドは6月1日、同社の子会社でIoT機器を開発する(株)iApartment(アイアパートメント)の社名を(株)Robot Home(以下、ロボットホーム)に変更、賃貸住宅キット「TATERU kit」の販売を開始する。

 「TATERU kit」は、ロボットホームよりOEM提供を受け販売するIoTサービス。エアコンや室内カメラなど各種IoT機器の操作だけでなく、ロボットコンシェルジュによる水漏れなどのトラブルや退去時の連絡なども可能なタブレット型のセントラルコントローラー、窓からの開閉や揺れを感知した場合にスマートフォンに通知するウインドウセキュリティ、エアコンの温度調整や部屋の明るさをコントロールできるIR(赤外線通信)などを活用し、賃貸住宅のIoT化を図る。

 入居者の生活の利便性と安全性を高め、賃貸経営を行なうオーナーは、「空室状態」「内見状況」の把握や空室時のセキュリティ対策などが可能となる。

 初期費用は1室当たり8万円、月額1,000円。併せて賃貸住宅メーカー、賃貸管理会社へはOEM提供を行ない、販路拡大と不動産業界のIoT活用の促進・活性化を図っていく方針。2018年12月までに同社の「TATERU」物件で1万室の供給を目指す。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。