不動産ニュース / 開発・分譲

2017/5/31

単身世帯のライフスタイル研究するラボ開設

 新日鉄興和不動産(株)は31日、暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB」(プラスワン ライフ ラボ)を設立。単身世帯のライフスタイルや価値観等を多角的な視点から考察して提案していく。

 近年、少子高齢化に加えて、晩婚・非婚・晩産化、離婚率の上昇、働き方の変化等によって、単身世帯の増加が加速している。

 これに対応し、同社では、2003年より首都圏でのコンパクトマンション事業を開始。06年より「リビオレゾン」ブランドで展開しており、これまでに首都圏と関西で23棟・1,073戸を販売してきた。その実績や知見を生かし、ラボを設立して幅広い居住ニーズに対応していく。

 ラボでは、幅広い世代の単身世帯のライフスタイルや価値観等を研究し、より豊かな暮らしに向けたアイディアを従来のコンパクトマンションにとどまらないかたちで提案・発信し、今後の商品企画に盛り込んでいく。

 初弾調査として、20~60歳代の男女3,991人に対して「住まいとマンション購入希望に関する意識調査」を実施した。「今後住みたい住まい」について、全世代で「持家」(分譲マンションと戸建てを合算)が過半数となった。住宅購入したいと考える理由については、1位が「家賃の支払いがもったいない」、2位が「老後の備え」など、経済的不安を払しょくして人生設計を豊かにする準備として考えている人が多かった。

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