国土交通省は12日、暑熱対策の実証実験のパートナーの第1回募集として、自立型の壁状の構造物に対する壁面緑化技術の提案募集を開始した。
同省では、新しい緑化技術の開発・発信と暑熱対策の推進を目的に、2020年に向けて、都内に自立構造型の緑化施設を設置し、暑熱対策の実証調査を行なう。調査成果については、20年オリンピック・パラリンピック東京大会における暑熱対策への活用も検討していく。
実証調査パートナー募集は、(公財)都市緑化機構が同省の調査業務の一環として実施。応募のあった技術提案の中から一次選考を行ない、8月上旬から9月下旬にかけて簡易テストを実施した上で、10月中旬に実証調査パートナーを選定する。
募集期間は6月30日まで。6月16・19日に応募に関する説明会を開催。応募方法などの詳細は同省ホームページを参照。