不動産ニュース / 開発・分譲

2017/6/19

中国・杭州市で約800戸の住宅開発/住友商事

 住友商事(株)は19日、グループ会社の住友商事(中国)有限公司を通じ、中国の大手不動産ディベロッパーの朗詩集団股份有限公司(中国江蘇省南京市、董事長:田 明、以下、朗詩集団)との間で不動産事業に関する「戦略合作意向書」(MOU)を締結したと発表。

 朗詩集団は、中国の大都市を中心に80案件以上の不動産開発実績を持ち、空気清掃・温湿度を集中管理する独自の設備が導入した住宅で、消費者の信頼を得ている。共同プロジェクトにより、住友商事の住宅開発技術や現場施工管理方式を導入し事業のバリューアップを図るのが狙い。

 パートナーシップの第1号案件として、中国浙江省杭州市における住宅開発事業、「杭州臨平」プロジェクトへの出資を完了。同プロジェクトは、杭州市中心部から東北へ約20km、浙江省唯一のバイオ医薬産業モデル地区で、多くの有力企業が進出する「余杭経済技術開発区」内に位置。建物面積約1万1,000坪、総戸数約800戸のマンションで、2019年4月の完成を予定している。

 住友商事は、今後も住宅政策やマーケット動向を慎重に見極めながら、中国における不動産事業をさらに強化・拡大していく。

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