(株)クラスコは、事業拡大と人員増加のため、東京オフィスを京橋から銀座へ移転。22日、新オフィス見学会を開催した。
同オフィスは、都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座」駅徒歩2分、東京メトロ銀座線「銀座」駅徒歩6分に位置。1991年竣工のオフィスビル7階部分を、自社でデザイン・リノベーションした。古い物件から新しい価値を創造する一つの成功事例として、リノベーションの魅力を伝えていく考え。
セミナー開催時等には、約40名の収容が可能なプレゼンテーションスペースに変化する応接スペースを用意。同社売買リノベブランド「カウリノ」の物件見学ができるVR機器や、業務支援アプリ・システム「クラスコリテック」の体験スペースも設けている。また、IoTを照明機器等に導入するなど、先端技術を使用した設備のショールームとしても機能する。
見学会では、同社代表取締役社長の小村典弘氏が、今後の事業ビジョンについて説明。「働き方改革を行ない『楽ジョブ』を推進する。AIの導入やクラスコリテックの活用によって効率化を図り、『楽をする』『楽しみながら仕事ができる』ビジネスモデルを構築していく」とした。また、生き残りをかけた戦略については「これまで主だった原状回復業務から空室対策に重きをおき、いかに選ばれる部屋に改装していくかが重要となる」とし、「今後2年間で加盟店2,000店舗突破を目指す」と意気込みを語った。