東京建物(株)と穴吹興産(株)、日東興産(株)などは5日、免震タワーマンションを核とした「高崎駅東口第九地区第一種市街地再開発事業」に着手。起工式を執り行なった。
同開発事業地は、群馬県の表玄関として駅前整備が進んでいる高崎駅東口地区に位置し、各地権者の敷地統合と、建物の共同化によって土地の高度利用を図るもの。
今回着工したマンションは、JR北陸・上越新幹線、高崎線等「高崎」駅徒歩4分。駅からペデストリアンデッキを延伸させ、同マンションおよび駐車場棟の2階部分に接続する予定で、歩行者の安全確保とともに、駅や駅周辺の商業施設などとの回遊性に寄与する。
敷地面積は約3,542平方メートル、全体延床面積は約3万959平方メートル。地上28階地下1階建ての住宅棟と地上7階建ての駐車場棟で構成する。
東京建物のマンションブランドである「Brillia」のノウハウを生かした計画とし、火災や地震を含めた防災対策、セキュリティ対策などを採用。免震システムの導入やディスポーザーの採用に加えて各階にゴミ集積所を設けるなど、快適なタワーマンション生活実現のための設備を導入する。
竣工は2020年を予定している。