不動産ニュース / その他

2017/7/7

介護離職ゼロ目指した取り組み開始/大京G

仕事と介護の両立を支援する企業の証
「トモニン」マークの使用を開始した

 大京グループは7日、「介護離職ゼロ」に向けた取り組みを開始したと発表した。

 近年、介護離職が社会問題となっており、大京グループの社員アンケートでも今後5年間で全社員の3人に1人が介護に関わる可能性があることが予想されている。

 そこで、仕事と介護の両立を可能とすることを目的に支援を開始。全社員が社内のイントラネット上で「仕事と介護の両立ガイドブック」の閲覧ができるようにしたほか、家族も含めて365日24時間利用できる「介護相談ほっとライン」を開設する。

 「仕事と介護の両立ガイドブック」は、介護の備えから仕事との両立までの内容を盛り込み、あらかじめ介護の知識を得ることができる。また、管理職向けとして、部下の仕事と介護を両立させるためのマネジメントのポイントも記載している。

 「介護相談ほっとライン」は、外部の専門家による専用の電話相談窓口で、社員や家族が介護に関する悩みを抱え込まないように相談にのる。公的な介護制度だけでなく、大京グループの制度についても案内する。

 同社では「積み立て保存休暇」や「セレクト在宅勤務制度」、「認知症サポーター養成講座」など、独自の制度を定めており、今後も家族と仕事を両立できるような取り組みを進めていく考え。

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