不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/7/11

17年のリフォーム市場規模は6兆5,000億円

 (株)矢野経済研究所はこのほど、2017年の住宅リフォーム市場に関する調査結果を発表した。「10平方メートル超の増改築工事」「10平方メートル以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野が対象。

 16年の住宅リフォーム市場規模は、6兆2,003億円(前年比4.4%減)と推計。「増改築に関わる費用(10平方メートル超+10平方メートル以下)」が前年比1.4%増、「設備修繕・維持関連費」が同5.0%減。「家具・インテリア等」が同6.0%減となった。

 17年の住宅リフォーム市場規模については、6兆4,689億円(同4.3%増)と予測。現状、リフォーム需要に大きな影響を及ぼす要因は見当たらないものの、株価も高止まりで推移するなど、リフォーム市場にとって好影響をもたらす状況もあり、底堅く推移するとみている。

 20年の市場規模は、7兆3,000億円(16年比約17%増)と予測。住宅リフォーム市場の主要分野である「設備修繕・維持関連」分野が住宅ストック数の増加に伴って拡大し、市場全体も安定的に成長するものとしている。25年は7兆2,000億円(同約16%増)、30年は7兆1,000億円(同約15%増)と、ほぼ横ばいで推移すると予測した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。