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2017/7/20

定借協が総会。伊藤 博会長を再任

再選された伊藤 博会長

 定期借家推進協議会は19日、東海大学校友会館(東京都千代田区)で第19回通常総会を開催。2016年度事業報告および17年度事業計画等を議決・承認した。また、新理事の互選により、伊藤 博氏((公社)全国宅地建物取引業協会連合会会長)を会長に再任した。

 冒頭挨拶した伊藤会長は「定期借家制度の普及に向けて、制度の使い勝手を良くするため、借地借家法の改正に向けた要望活動などに取り組んでいきたい」と述べた。

 17年度の事業計画には、制度改正への要望活動のほか、リーフレットの作成・頒布や相談業務、セミナー等への講師派遣などの事業を盛り込んだ。また、宅建業者をターゲットに制度の解説や活用事例をとりまとめた「すぐに役立つ宅建業者のための定期借家制度の基礎知識」を改定。新たな活用事例や民法改正に対応した解説を盛り込んだ。

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定期借家制度

新借地借家法(1992(平成4)年8月1日施行)の一部が改正されたことにより、2000(平成12)年3月1日に創設された制度。従来の新借地借家法では、一部の例外(期限付き建物賃貸借)を除いて、貸主側に建物の返還を求めるだけの正当事由がない限り、貸主は借家契約の更新を拒否することができないとされていた。

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