不動産ニュース / 仲介・管理

2017/7/24

不動産賃貸管理関係の書類をデジタル化

 (株)アパマンショップホールディングスは24日、同社のグループ会社で賃貸斡旋ネットワーク「アパマンショップ」を展開する(株)アパマンショップリーシングが、入居者、物件オーナー、取引業者との不動産賃貸業務に係る書類のやりとりをペーパレス化すると発表した。

 時間や場所、デバイスに関わらず、誰でも安心して安全な環境で同意書の署名、送付、管理を可能とし、業務プロセスをデジタル化する「デジタル・トランザクション・マネジメント」と電子署名サービスを提供する米国のDocuSignの日本法人であるドキュサイン・ジャパン(株)(東京都港区、代表取締役:小枝逸人氏、以下、「ドキュサイン」)と連携。ドキュサインのプラットフォームを活用し、同グループの賃貸管理業務総合支援システムAPSから出力される更新手続き書類、工事関連書類等の文書をデジタル化し、ドキュサインが提供するクラウド上で顧客との契約を締結する。これにより、アパマンショップ加盟店は印刷代、郵送費などのコスト削減を実現、契約者はより短い期間で契約業務を進めることができる。

 同グループ代表取締役社長の大村浩次氏は「以前から業務のデジタル化、ペーパレス化を進め、業務の効率化による働き方改革と、入居者、オーナー、加盟店の満足度が向上するサービス提供を目指してきた。ドキュサインとの協業により、完全ペーパレスの実現、デジタル化のラストワンマイルを満たすことができる。社内業務の改革ということでなく、すべてのステークホルダーの満足度が向上するソリューションである」とコメントしている。

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