不動産ニュース / 開発・分譲

2017/7/31

東海圏初の学生マンション着工/東急不

「(仮称)広路町学生マンション」外観イメージ

 東急不動産(株)と(株)学生情報センターは31日、学生マンション「(仮称)広路町学生マンション」(名古屋市昭和区、総戸数60戸予定)の着工を発表した。東急不動産が事業主となり、学生情報センターが管理を運営、工事は北和建設(株)が行なう。東急不動産にとっては、東海圏初の学生レジデンス事業となる。

 同物件は、市営地下鉄鶴舞線・名城線「八事」駅徒歩6分に立地。文教地区に近接し、周辺には名古屋大学をはじめとした教育施設、研究・文化施設が多数集積している。緑が多く閑静な住宅街で、都心へのアクセスも良い学生に人気のエリア。

 壁式鉄筋コンクリート造地上4階建て、敷地面積1,049.69平方メートル、延床面積1,842.27平方メートル。遮音性に優れ、1階の住戸のバルコニーには防犯シャッターを完備するなど、セキュリティにも配慮した設計となっている。居室は約26平方メートルの1Rを用意する。

 東急不動産は、2016年11月に学生情報センターをグループ会社にし、学生レジデンス開発事業に参入。学生レジデンスの開発・物件買収・リノベーション・運営をグループ一体で行なうことが可能となった。今後、首都圏だけでなく、東海圏、関西圏においても開発事業を推進していく。

 なお、学生情報センターが管理する学生マンションは、同物件を含めた名古屋地域で100棟、約4,200室となる。

 竣工は18年3月の予定。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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