不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/8/4

投資用1棟アパート価格、3ヵ月ぶりに上昇

 (株)ファーストロジックは4日、2017年7月期の「投資用市場動向データ」を公表した。同社が運営する不動産投資サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)に7月中に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件を調査したもの。

 投資用1棟アパートの表面利回りは、新規掲載物件が9.24%(前月比0.13ポイント下落)、問い合わせ物件が11.07%(同0.4ポイント上昇)となった。物件価格は、新規掲載物件が7,014万円(同272万円上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。問い合わせ物件は5,788万円(同228万円下落)となった。

 投資用1棟マンションの表面回りは、新規掲載物件が7.84%(同0.03ポイント上昇)、問い合わせ物件が9.10%(同0.44ポイント上昇)。物件価格は、新規物件が1億9,682万円(同1,459万円下落)、問い合わせ物件が1億7,718万円(同1,848万円下落)。

 投資用区分マンションの表面利回りは、新規掲載物件が7.89%(同0.07ポイント上昇)、問い合わせ物件が10.32%(同0.24ポイント下落)。物件価格は、新規掲載物件が1,572万円(同29万円上昇)と4ヵ月連続の上昇。問い合わせ物件は1,235万円(同120万円上昇)となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。