不動産ニュース / 開発・分譲

2017/8/8

アルミ製水切り金具を共同開発/長谷工

「セーフティ水切り」施工例

 (株)長谷工コーポレーションはこのほど、ルーフバルコニーの防雨性を確保するアルミ製の水切りを開発、商品化した。

 白水興産(株)(東京都港区、社長:岡﨑裕明氏)との共同開発。開発商品は、マンションのルーフバルコニーの防水層端部に設置する、庇形状のアルミ製金具。

 従来は、現場コンクリート打設で庇を成形していたが、形状が複雑なため型枠・鉄筋工事に手間がかかっていた。またコンクリートで成型する際には厚さ150mm以上、幅100mm程度が必要とされた。しかし今回開発の水切りを採用することで、型枠形状がシンプルになり、パラペットの高さも抑えることができることから、防雨性を確保しながら躯体工事の労務を省力化できるという。また部材や廃材の削減にもつながる。

 「ブランシエスタ王子」(東京都北区、鉄筋コンクリート造地上10階建て)で初採用し、今後同社が設計施工するマンションの事業主へ積極的に採用を提案していく考え。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。