不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/8/8

注文住宅の受注増/桧家HD17年12期2Q

 (株)桧家ホールディングスは7日、2017年12月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(17年1月1日~6月30日)は、売上高433億6,700万円(前年同期比11.0%増)、営業利益13億4,000万円(同6.9%減)、経常利益12億4,300万円(同14.4%減)、四半期純利益3億3,500万円(同47.2%減)。

 注文住宅事業は、桧家ブランド、パパまるブランド共に好調。売上棟数は1,071棟(同4.7%増)、売上高は217億2,000万円(同5.8%増)になり、売上棟数、売上高共に増加した。営業利益は、16年12月から販売開始した新商品「Z空調」に関連した広告宣伝費等の増加や、桧家ブランドおよびレスコハウスにおける住宅展示場の新規出店費用などに伴った固定費の増加等により、1億9,800万円(同42.4%減)と減少した。なお、全てのブランドで「Z空調」が好調、パパまるブランドでは販売エリアを拡大強化するなど受注拡大に努めた結果、受注棟数は1,568棟(同1.1%増)、受注高309億3,200万円(同6.0%増)と前年同期を上回った。

 不動産事業は、戸建賃貸住宅で下期引き渡し予定の受注物件が多く、販売棟数は前年同期を下回ったものの、収益物件販売および(株)桧家不動産の戸建分譲住宅販売が好調に推移したことにより、売上高は100億700万円(同16.9%増)。営業利益は人員補充等による固定費の増加が起因し、3億5,500万円(同0.2%減)と、前年同期をわずかに下回った。

 通期については、売上高1,070億円、営業利益67億円、経常利益67億円、当期純利益37億円を見込む。

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