不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/9/7

既存戸建て価格、東京・千葉が反転上昇

 (株)東京カンテイは7日、2017年8月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は、2,949万円(前月比0.8%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇。都県別では、東京都が5,850万円(同7.7%上昇)と前月の反動で大きく上昇した。神奈川県は3,173万円(同0.7%下落)と5ヵ月連続の下落。千葉県は1,941万円(同10.4%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇に転じた。埼玉県は2,184万円(同3.7%下落)と反転下落。首都圏では東京都と千葉県で大きく上昇に転じ、前月までの下落傾向に一服感が出ている。

 近畿圏の平均価格は2,343万円(同1.4%上昇)と連続上昇。府県別では、大阪府が2,482万円(同3.5%下落)、兵庫県が2,137万円(同2.6%下落)と、いずれも反転下落。京都府は3,688万円(同8.9%上昇)と3ヵ月連続上昇となった。

 中部圏の平均価格は2,075万円(同1.6%上昇)、愛知県は2,534万円(同1.9%上昇)といずれも3ヵ月連続上昇。

 福岡県は1,597万円(同7.1%下落)と2ヵ月連続で大幅に下落した。

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