不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/9/20

大阪にIoTを活用したファミリー向けホテル

ホテル「Minn(ミン)your second home」内観

 (株)SQUEEZE (東京都港区、代表取締役:舘林真一氏)は15日、IoTを活用した宿泊特化型ファミリー向けホテル「Minn(ミン)your second home」(大阪市淀川区)をオープンした。

 コンセプトは「暮らすような宿泊」。メインターゲットをグループ・ファミリー利用の訪日外国人旅行者とし、余計なものを置かず、全室30平方メートル以上の広めに設計。キッチンやリビングなどを備えた。

 運営体制はIoTの活用を軸として、省人化を試行。集客では、同社のホテル・民泊・旅館向けのクラウドソーシングサービス事業「mister suite(ミスタースイート)」で培ってきたノウハウを活用。従来は、オンライン旅行会社(OTA)のサイトでしか予約管理ができず、集客先が限定的だったものを、民泊仲介サイトとOTAサイト両方への掲載と予約管理を可能とした。

 また、すべての予約に対し、クレジットカード決済を事前に完了することで、キャンセルリスクを低減させ、フロントでの支払い手続きを削減。スマートロックも活用し、宿泊者のセルフチェックイン方式とした。

 さらに、登録された清掃スタッフや24時間対応のオンラインオペレーターに業務を効率的に分配。固定スタッフを最小限にすることで閑散期・繁忙期に関わらず、利益率の高い運用体制を実現する。

 部屋のタイプは12種類、宿泊価格は1泊1万2,000円~3万3,800円。

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民泊

旅行者等が一般の住宅に宿泊すること。 この場合に、有償で反復継続して宿泊を提供すれば、宿泊営業に該当し、旅館業法の許可を得なければならない(「簡易宿所営業」「下宿営業」)。

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