三井不動産(株)と(株)三井不動産ホテルマネジメントは10月5日に、“ザ セレスティン ホテルズ”の第2弾となる「ホテル ザ セレスティン銀座」(東京都中央区、客室数104室)を開業する。
JRおよび東京メトロ銀座線「新橋」駅徒歩3分、東京メトロ銀座線「銀座」駅徒歩7分、「銀座日航ホテル」の跡地にオープン。地上14階建てで、1階がロビー、2~13階が客室、14階がレストランフロアという構成。
客室は「スーペリアダブル」(専有面積23.5平方メートル)65室、「スーペリアツイン」(同31.3平方メートル)24室、「セレスティンツイン」(同34.2平方メートル)12室、「セレスティンデラックス」(47.5平方メートル)2室、「アクセシブル」(同23.5平方メートル)1室の5タイプを用意する。レストランは、港区青山に本店を構える「Casita」が、「GINA CASITA」として出店。朝食はアメリカンブレックファストや和定食などを12時まで提供、夜は魚介に特化したイタリアンを中心としたメニューを揃える。
“ザ セレスティン ホテルズ”では、その土地ならではの滞在体験を提供するという“ローカル エクスペリエンス”をコンセプトの一つに掲げており、半数近くがインバウンド利用者となることが見込まれていることから、銀座三越と連携しての買物商品お届けサービスや、外国人スタッフによる買物アテンダントサービスを用意。そのほか、相撲の朝稽古見学や築地見学といったイベントも検討しているという。
三井不動産ホテルマネジメント代表取締役社長の足立 充氏は、「“三井ガーデンホテル”を初めとするホテル運営30年超の経験を生かし、新しい取り組みも取り入れながら、より上質なホスピタリティを提供していきたい」と述べた。
また三井不動産(株)ホテル事業部長の鴉田隆司氏は、「現在、ホテル事業として23施設5,811室を運営。“ザ セレスティン ホテルズ”についても、11月28日に「ザ セレスティン 東京芝」のリブランドオープンも控えている。今後ホテル事業拡大を加速化させ、2020年で1万室体制を目指す」と語った。