不動産ニュース / 開発・分譲

2017/9/26

「流山おおたかの森」駅前M、12月に発売

写真左奥が「QUWON流山おおたかの森」。
その右にホテル・商業施設、手前に公共施設を開発する予定

 スターツデベロップメント(株)は、同社分譲住宅のハイクラスブランド「QUWON(クオン)」シリーズの第2弾となる「QUWON流山おおたかの森」(千葉県流山市、総戸数241戸(分譲:192戸、賃貸:49戸))の分譲マンションのモデルルームを竣工した。

 敷地面積4,200.00平方メートル。延床面積1万9,393.57平方メートル。鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て。首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス・東武野田線(アーバンパークライン)「流山おおたかの森」駅徒歩2分に立地する。同駅周辺で進められている土地区画整理事業(約275ha)の一画に位置。スターツグループでは、同物件のほか、ホテル(167室)と商業施設、音楽ホールのある公共施設との複合開発を進めている。駅からのペデストリアンデッキも整備し、マンションともつながる予定。

 分譲マンションは、ファミリー向けとして、共用部にキッズスペース、防音スタジオを設置するほか、1階には保育園を誘致する計画。住戸の玄関は、横入り玄関としてプライバシーに配慮するほか、玄関横にアルコーブを設置し、ベビーカー等を一時的に置けるスペースを確保した。

 内装は、ユニバーサルデザインを採用。手すり下地処理済み、子供と大人共に負担なく使えるスイッチやコンセントのレイアウトなどを採用。廊下やトイレの幅も芯心1mとした。また、アウトフレーム工法、センターオープンサッシ、奥行き約2mのバルコニーなどによって、開放感ある空間を意識した。

 施工はスターツCAM(株)が担当。同社がノウハウを持つ免震構造を採用する。また、(株)日建ハウジングシステムにデザイン監修を依頼し、エントランスやランドスケープ等を、ハイクラスブランドならではのラグジュアリーな空間に仕上げる計画。

 専有面積は65.29~90.62平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。モデルルームは73.42平方メートル(3LDK)と90.61平方メートル(同)の2タイプを用意した。6月中旬に開始した資料提供では、請求数が900件超。東京都江戸川区や千葉県市川市といった、首都圏の東側エリア在住者からの反響が約6割を占めた。そのうち、希望者に対して、9月30日よりモデルルームの事前案内を予約制で開始する。一般向けには10月中旬より案内を開始する予定。
 販売開始は12月上旬を予定。販売戸数や価格は未定。竣工は2019年12月、入居開始は20年1月を予定している。

 QUWONシリーズは今後、戸建て分譲地「QUWON GARDEN八千代緑が丘」(千葉県八千代市、48区画)を18年1月中旬に販売開始予定。また、「QUWON GARDEN新浦安」(千葉県浦安市、90区画)の分譲も計画している。

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土地区画整理事業

市街地を面的に整備するために、土地の区画形質の変更や公共施設の整備を行なう事業の一つで、土地区画整理法に従って実施されるものをいう。 この事業の実施によって、例えば、不整形な土地や袋地が解消され、道路や公園が整備されることとなる。

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