不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/9/27

2割超が「相続したくない」

 (株)シースタイルは26日、9月23日の「不動産の日」に合わせて実施した「不動産相続についての調査」結果を発表した。調査は8月31日~9月11日、同社の運営する不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を利用した20歳代以上の男女を対象にインターネットで実施。有効回答数は781人。

 不動産相続の経験や可能性について聞いたところ、「相続の経験がある」が21.9%、「相続の可能性がある」が30.5%と、過半数が相続に関わることが分かった。このうち、相続経験者に相続した不動産の種類を聞いたところ、「戸建て」が79.5%、「農地」18.7%、「土地」8.2%、「マンション」7.0%と、「農地」が2割近くを占め、「土地」よりも多かった。

 相続した不動産をどうしたのか聞くと、「自分が住んだ」が36.8%で最多。「子供が住んだ」3.5%、「親が住んだ」1.8%を合わせ42.1%が、相続した不動産に居住している。「売却」は22.8%、「空き家として管理」は17.0%。「放置」も11.7%おり、「賃貸した」8.8%よりも多くなった。

 相続する可能性があると回答した人に、不動産の種類を聞くと、「戸建て」が81.5%で最多。「土地」が33.6%、「農地」が11.8%、「マンション」が7.1%となった。また、その不動産を相続をする意思があるかどうかについても、「ある」が79.4%、「ない」が20.6%となり、2割超が相続したくないと考えていることが分かった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆