(株)シノケングループは2日、既存住宅をリノベーション後、投資用物件として販売する「リノベ×投資用マンション」事業を開始すると発表した。
地価が高止まりにある市況や、人件費高騰による工事原価の上昇等により、優良な販売物件の安定確保が課題となっている。そうした中、従来の新築投資用アパートと新築投資用マンションに加え、新たな事業を拡充することで課題に対応していく。
新事業では、都内の一等地の駅近築古マンションに着目。築年数は古いながらも賃貸ニーズが高い優良物件を厳選し同社が区分所有で取得後、フルリノベーション。バリューアップを図ることで、ワンランク上の投資用マンションに転換する。
また、不動産販売事業の収益向上だけでなく、販売後の賃貸管理の受託等、不動産管理関連事業の収益力向上といったグループシナジー効果も見込んでいる。
初年度においては100戸程度の仕入れおよび販売を目指す。