不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/10/4

不動産投資型クラウドファンディングの出資者決定

 (株)インベスターズクラウドは、不動産投資型クラウドファンディング「TATERU FUNDING」の「第9号東京都稲城市 TATERU APファンド」(東京都稲城市、全10室)の当選者を決定した。

 TATERU FUNDINGは、Web上で1棟の物件に対して複数の投資家より出資を募り、物件運用益を出資者に分配する仕組み。

 第9号ファンドは、2017年7月に竣工した木造アパート1棟。1口1万円で7,700口を募集し、出資総額は1億1,000万円となった。運用期間は11月1日~18年1月31日。予定分配率は年利換算4%(税引前)。

 出資者は30~40歳代が約64%。出資者のうち89.5%が不動産投資に対し「興味がある」と回答しているが、実際に投資経験があるのは19.0%。

 併せて、第2号ファンド、第5号ファンドの運用が完了し、予定していた年利換算5%の配当実績を公表した。

 TATERU FUNDINGでは、今後ファンド運用期間3~6ヵ月の商品を中心に展開し、ファンド運用後、投資用のアパートとして「TATERU」会員へ販売を実施。不動産投資の間口を広げ、さらなる会員数の獲得、実物資産としてのアパート経営へのステップアップを支援していく。

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クラウドファンディング

不特定多数が特定の目的のために資金を提供する行為またはその行為によって資金を調達すること。通常、インターネットサービスを利用する。

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