不動産ニュース / IT・情報サービス

2017/10/10

住宅地・中古M価格変動率、プラスを維持

 野村不動産アーバンネット(株)は10日、10月1日時点での首都圏「住宅地価格」と「中古マンション価格」の調査結果を発表した。3ヵ月ごとの定点調査で、調査地点数は住宅地が158、中古マンションが239。

 2017年7~9月期の住宅地価格の平均変動率は0.0%(前回0.2%)で、エリア別の平均変動率は、東京都区部、東京都下、埼玉でプラス、それ以外のエリアはマイナスだった。
 「値上がり」を示した地点は7.6%(同13.3%)、「横ばい」を示した地点は82.9%(同78.5%)、「値下がり」を示した地点は9.5%(同8.2%)で、値上がりの地点が減少、横ばいと値下がりの地点が増加した。

 中古マンション価格の平均変動率は0.0%(同0.1%)、エリア別の平均変動率は、東京都区部、千葉、埼玉でプラス、それ以外のエリアはマイナスだった。
 「値上がり」を示した地点は9.6%(同15.5%)、「横ばい」を示した地点は79.5%(同74.9%)、「値下がり」を示した地点は10.9%(同9.6%)で、値上がりの地点が減少し、横ばいと値下がりの地点が増加した。

 どちらも、エリア平均の変動率は13年7月の調査以降、連続してプラスを維持している。

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