不動産ニュース / 開発・分譲

2017/10/11

バンコクで高級分譲M/住友林業

「(仮称)トンロープロジェクト」外観完成イメージ

 住友林業(株)は11日、100%子会社のSumitomo Forestry (Singapore) Ltd. (以下、SFS社)を通じ、タイ王国のバンコク・トンローエリアで高級分譲マンション「(仮称)トンロープロジェクト」(タイ・バンコク、総戸数約400戸)を開発すると発表した。タイでの不動産開発は同社初。

 同国の不動産開発会社Property Perfect PCL(以下、PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels & Property PCL社との共同事業で、総投資予定額は約1億4,000万USドル(約157億円)。

 敷地面積約4,000平方メートル、延床面積約3万8,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上38階建て。間取りは1ベッドルーム~3ベッドルームで、 専有面積は平均50平方メートル。工期は2018年第3四半期~20年の予定。販売開始は18年第3四半期の予定で、20年中の販売完了を目指す。

 PF社はタイ国内で有数の住宅販売会社でもあり、これまでに累計約4万7,000戸の戸建住宅・コンドミニアムを販売。住友林業は、同プロジェクトにより、PF社と長期的なパートナー関係を構築する計画。米豪の住宅事業に加えアジア圏の事業領域を拡げることで、海外事業の収益基盤を強化していく。

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