
大東建託(株)と東京電力パワーグリッド(株)は11日より、同社が提供する宅内IoTプラットフォームを活用したスマート賃貸住宅の共同実証実験を開始した。
対象となる住宅の分電盤に、住宅全体の電気使用状況を測定する専用電力センサーを設置し、電力データを活用した新サービスの検討・検証する。
外廊下やエントランスなどの共用灯の電球切れや、設備故障等の未然検知、賃貸住宅全体のエネルギーマネジメントといった遠隔保守のほか、アプリによる家電状況の見える化等を検証していく。
12月31日まで関東圏内の住宅20棟を対象に実施し、2018年4月以降、大東建託が管理する賃貸住宅への導入していく考え。