不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/10/16

首都圏分譲M賃料、わずかに上昇/カンテイ

 (株)東京カンテイは16日、2017年9月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,632円(前月比0.2%上昇)。東京都が緩やかな拡大傾向にあることから、わずかに強含んだ。都県別では、東京都は3,127円(同0.1%下落)と弱含み、神奈川県が2,132円(同1.0%下落)、埼玉県が1,585円(同0.3%下落)とここ3ヵ月間はおおむね下落傾向。一方、千葉県は1,531円(同0.9%上昇)と、築年数がやや若返った影響から、7月の水準まで戻した。

 近畿圏の平均賃料は1,765円(同0.6%下落)と3ヵ月連続の下落。大阪府はおおむね横ばいの2,023円(同0.0%)、兵庫県は6月を境に平均築年数が進む傾向にあり、賃料水準も1,598円(同0.2%下落)と下落が継続。

 中部圏の平均賃料は1,613円(同0.4%下落)。愛知県1,652円(同1.0%下落)。

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賃料

賃貸借契約によって賃借人が支払う対価をいう。特約がない限り後払いである。また、地代・家賃については、事情変更による増減請求権が認められている。 なお、借主が実質的に負担するのは、賃料に保証金、預かり金等の運用益を加えた額(実質賃料)である。また、共益費など賃料以外の負担を求められることも多い。

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