不動産ニュース / イベント・セミナー

2017/10/25

東京ミッドタウン日比谷開業に意欲/三井不G

東京ミッドタウン日比谷への思いなどを語る菰田社長

 三井不動産グループは24日、マンダリンオリエンタル東京(東京都中央区)で記者懇親会を開催した。

 冒頭、挨拶した三井不動産(株)代表取締役社長の菰田正信氏は不動産マーケットについて、「住宅市場は依然低水準にある住宅ローンの金利などを背景に、顧客のニーズが底堅い。特に都心エリアや駅近物件を中心に好調を維持している。オフィスも空室率が低く好調を維持。優秀な人材確保、イノベーションの推進という観点から、オフィスをコストではなく投資として捉える企業が増加している」と述べた。

 また、今年の4月にスタートした法人向け多拠点型シェアオフィス「WORK STYLING(ワークスタイリング)」が好調で、今年度中には30拠点になる見込みであることを明らかにした。来年の3月にオープンするオフィス・商業・文化の機能を複合した都心型スマートシティ「東京ミッドタウン日比谷」については、「ジャパンバリューを世界に発信し続けるまちというビジョンを掲げ、地域の個性を生かしながら、新たなまちの魅力を発信するという当社の開発理念を具現化した基幹プロジェクトとなる。万全の態勢で開業を迎えたい」と語った。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。