不動産ニュース / 仲介・管理

2017/11/15

海外投資家所有物件の管理戸数が前年比2倍に

 東急住宅リース(株)はこのほど、海外投資家が首都圏・関西エリアにおいて購入した不動産の累計賃貸管理戸数が今期、前年比2倍となる見込みと発表した。

 投資用不動産の間取りは、2LDK~3LDK のファミリータイプが多く、関西エリアにおいてはタワーマンションが人気を集めているとした。また、今期はマレーシアの投資家が所有する賃貸管理戸数が増加。不動産価格の高騰が続いている香港やシンガポールなどの投資家は日本の不動産に対する投資ニーズが高く、新築マンションのみならず、既存マンションの購入も見受けられた。

 2015年に海外投資家の要望にワンストップで応えるための専門チーム「グローバルネットワークグループ」を発足。香港、シンガポール、台湾、中国、マレーシアなどの海外投資家が抱える賃貸経営にまつわる課題をトータルコンサルティングにてサポートしている。入居者募集や賃料収納代行等の賃貸管理・運営業務をはじめ、マーケット動向の調査、建物引き渡しや法定点検などの各種立ち合い代行、税理士などの専門家と連携した税務相談・納税代行、マンション管理組合とのコミュニケーション支援などを行なっている。

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投資不動産

賃貸収益の獲得、または、価格の上昇をを目的として保有する土地・建物をいう。英語ではInvestment Propertyという。

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