不動産ニュース / 仲介・管理

2017/11/17

不動産テック支援でオフィスのテナント公募

ADW
建築家の隈 研吾氏によるデザインも特徴的な「AD‐O渋谷道玄坂」

 (株)エー・ディー・ワークスは、自社開発オフィスビル「AD‐O渋谷道玄坂」(東京都渋谷区)の2階フロア約144坪を、“不動産テックサポートオフィス”として運用する。

 同ビルは竣工前から、ITベンチャー等からの引き合いが強く、リーシングは順調。2階フロアのみ、通常の賃貸の対象にはせずにスタートアップ間もない不動産テック事業者を公募する。通常賃料の7分の1程度となる月額坪賃料4,000円程度で貸し出し、IT環境や設備・備品・ファシリティについても相談に応じて成長を支援していく。

 有力な不動産テックビジネスの成長を加速しつつ、同社とのコラボレーションも模索していくことで、同ビルの「成長志向の入居者が力いっぱい働けるように工夫した賃貸スペース」というコンセプトの発信にも役立てる。

 22日に専用サイトをオープンし、12月27日まで公募。その後、2月に二次審査としてプレゼンテーションを行ない、3月に入居企業を決定する。なお、利用開始から1年後に継続の可否を協議する。

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不動産テック

情報通信技術を大幅に活用した不動産サービスをいう。「不動産」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、英語のReal Estateと組み合わせて「ReTech」とも言われる。

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