不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/27

東京・日本橋二丁目、2棟の高層ビル名称が決定

「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」完成予想パース

 三井不動産(株)、(株)髙島屋、太陽生命保険(株)らが組合員として参加する日本橋二丁目地区市街地再開発組合は27日、髙島屋日本橋店を含む街区一帯で推進している「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」のうち2棟のビルの名称を、「太陽生命日本橋ビル」「日本橋髙島屋三井ビルディング」に決定したと発表した。

 三井不動産が推進する「日本橋再生計画」の第2ステージの中核プロジェクト。東京都中央区日本橋二丁目内の約2.6haの計画地に、高層の複合ビル2棟と店舗ビル、倉庫を開発する。

 「太陽生命日本橋ビル」はA街区に建設。敷地面積2,991平方メートル、地上27階地下5階建て。C街区に建設される「日本橋髙島屋三井ビルディングは、敷地面積6,023平方メートル、地上32階地下5階建て。最新のBCP性能を備えたオフィスと、髙島屋日本橋店を中心とする新・都市型ショッピングセンター「日本橋髙島屋S.C.」と一体となった商業施設を開発する。なお現在髙島屋日本橋店が存在するB街区には、地上8階地下3階建ての店舗ビルを開発する。

 なおそれぞれの建物の基壇部に入居する商業施設部分の名称については、A街区の「太陽生命日本橋ビル」は「日本橋髙島屋S.C.東館」、B街区は「日本橋髙島屋S.C.本館」、C街区の「日本橋髙島屋三井ビルディング」は「日本橋髙島屋S.C.新館」とする。

 「太陽生命日本橋ビル」を建設するA街区は2018年1月末、「日本橋髙島屋三井ビルディング」を建設するC街区は18年6月末、「日本橋髙島屋S.C.本館」を建設するB街区は19年2月末の竣工予定。

「太陽生命日本橋ビル」完成予想図
「日本橋髙島屋三井ビルディング」完成予想図

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市街地開発事業

市街地を開発または整備する事業のこと。 具体的には、都市計画法第12条に掲げられた次の6種類の事業を「市街地開発事業」と呼ぶ。

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