不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/29

戸建分譲にエネファーム標準採用/地所レジ

 三菱地所レジデンス(株)は29日、戸建分譲シリーズ「ザ・パークハウス ステージ」の全戸に家庭用燃料電池「エネファーム」を標準採用することを決めた。

 対象地域は、東京ガス(株)の導管エリア内のガス供給区域。さらに、東京都内で販売する物件に対しては、停電時発電継続機能を内蔵したレジリエンスモデルのエネファームを原則採用していく。これにより停電時の発電継続期間は最長約8日間となるほか、停電時にエネファームが停止していたとしても、市販の蓄電池や発電機によって起動することができる。

 同社では、JR中央線・東急田園都市線を中心に「ザ・パークハウス ステージ」シリーズの供給目標を年間約300戸としており、将来的に年間400~500戸の供給を目指す。当面は、11月に設計を開始した「(仮称)横浜市戸塚区前田町プロジェクト」を皮切りに、エネファームの導入を進めていく。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

家庭用燃料電池

家庭に設置して住宅に電力を供給する燃料電池をいう。 燃料電池は電気化学反応によって発電する装置で、水素と酸素を化学反応させてこのとき発生する電気エネルギーを取り出す方法が用いられる。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。