大和ハウス工業(株)は、全国で展開している地域密着型のオープンハウス「まちなかジーヴォ」において、スポーツをする子供がいる家庭に向けたオープンハウス「アクティブ土間のある家」を、9日より一般公開する。
「アクティブ土間のある家」は、スポーツをしている子供がいる家庭に共通の悩みである「土や汗などの汚れ」を、家の中に持ち込まない工夫を施した住宅。
「アクティブ土間」とは、一般的な土間収納を3~4帖に広げたもので、スポーツ用品の収納や手入れ、洗い物を、室内に持ち込まずできるようにしている。屋外から「アクティブ土間」に動線をつなげることで、家の中に汚れやにおいを持ち込まず、洗面所や浴室に行けるようにした。また、テラスには手足の汚れを落とせる立水栓も設置している。
土間には、シンクの深い「スロップシンク」も設置。屋内でのシューズ洗いや、アウトドア用品洗い、庭でのバーベキューなどにも活用できる。日当たりのよい南面を活用した室内物干も設置して、2階に干す手間が省け、家事時間削減につなげる。「ロッカーベンチ」は、クラブハウスのロッカーをイメージした扉がない収納スペース。お気に入りのシューズやユニフォームを飾ったり、練習着を収納することができる。
2階には、階段エリアを広げたフリースペース「キッズスクエア」を設置。子供が自由に遊べ、おもちゃなどを片付ける必要がなく、1階のリビングをきれいに保つことができる。フリースペースとして使えるため、家族でストレッチや体感トレーニングも行なうこともできるコミュニケーション空間としても活用できる。
同社住宅事業推進部営業統括部主任の佐藤 文氏は「サッカーを習う子供がいる母親に住宅について意見を聞いたところ、子供がカバンやスポーツ道具などを家に持ち込むと、汗のニオイや汚れがついてしまうという悩みが多かった」と、住宅で悩みを解決したいと企画したという。
オープンハウスは、3月までに関東で7棟が建つ予定。埼玉県、千葉県ではサッカー、東京都多摩エリアでは野球、栃木県ではバスケットボールをテーマにするなど、エリア性を反映させていく。「アクティブ土間」の導入は、80万円強プラスとなる。基本的には注文で展開していく。
なお、同オープンハウス「セキュレアおゆみ野中央泉谷公園前」(千葉市緑区)は、JR外房線「鎌取」駅徒歩13分。軽量鉄骨造2階建て、敷地面積130.76平方メートル、延床面積111.99平方メートル。間取り3LDK、販売価格は5,190万円(税込み)。
