（公社）全日本不動産協会神奈川県本部および同本部横浜支部（公社）不動産保証協会神奈川県本部は7日、横浜ベイホテル東急（横浜市西区）で創立45周年記念式典を執り行なった。式典には来賓として全日総本部役員や関東地区の全日本部長なども出席した。
冒頭、同本部長の秋山 始氏が挨拶。「当本部は、前身の神奈川県不動産業者連盟が、昭和48年に全日に加盟し、会員数88名で誕生した。今では、役員、会員が一致団結し、創立45周年の節目を迎えると共に、会員数2,000名も突破した」と感謝と共に現在の状況を説明。
さらに今後の課題も交えて抱負を述べ、「IT重説や既存住宅流通活性化、民泊など、不動産業の将来はますます予測しづらくなっている。現状の課題認識からはじまり、短期・中長期的な計画立案に向けて動いている。45周年を迎え、より一層この計画立案に取り組むと共に、今後も県民に愛される協会として会員と共に進んでいきたい」とした。
また来賓として壇上に上がった全日理事長の原嶋和利氏は「会員数2,000名突破をお祝いすると共に、総本部として感謝したい。神奈川県本部は、45年の長きにわたって一般消費者の住生活向上、市場活性化のために尽力していただいた。講習や相談会など地域貢献を続けてきたことが地域の信頼につながっている今後も不動産業の発展に力を尽くしていただきたい」などと話した。
式典では、同本部の発展に寄与した8名の会員を表彰したほか、官房長官の菅義偉氏や神奈川県知事の黒岩祐治氏らからの祝電も披露した。
式典の後は記念講演会を実施。（株）経世論研究所所長の三橋貴明氏が「日本経済は成長路線に回帰するのか？」をテーマに講演した。
