不動産ニュース / 仲介・管理

2017/12/14

WORKSYLING八重洲、駅直結ビルに移転

30人を収容できるカンファレンスルームも用意

 三井不動産(株)は18日に、「WORKSTYLING八重洲」(東京都中央区)を拡大リニューアルオープンする。

 「東京」駅直結のグラントウキョウサウスタワー(東京都千代田区)の9階に移転する。「東京」駅を一望できるフロアに、集中した作業が可能な個室やオープンな空間など、業務内容や気分に応じて利用できるさまざまな執務スペースを提供。WORKSTYLING初となるシャワーブースを設置したほか、横になって仮眠できるスペースなど、仕事の前後も活用できる設備も用意している。

 またこれまでの利用状況などを踏まえ、ミーティングルームを多く設置。イノベーティブな発想を引き出す3面プロジェクター会議室も備えた。さらに30人を収容できるカンファレンスルームでは、新商品発表会などのイベントに活用できる。オープンラウンジで多種多様なイベントを企画・開催するほか、利用者同士をつなぐビジネススタイリスト(マッチングコーディネーター)も配置し、会員同士の交流促進も後押しする。

 WORKSTYLINGは現在、首都圏に16拠点、地方に6拠点の計22拠点を開設。2018年春には全国30拠点となる予定。

 なお14日には、オープン前の「WORKSTYLING八重洲」を会場に、人事・総務担当者などを招いて、WORKSTYLINGを利用する企業の担当者が登壇した“働き方改革”をテーマにしたパネルディスカッションも開催。それぞれの企業が進める働き方改革の内容や成果、WORKSTYLINGの活用例などについて紹介。登壇企業の1社である味の素(株)グローバル人事部労政グループの古賀吉晃氏は、WORKSTYLINGを利用した働き方を導入した結果、出産後の時短勤務を終了された社員が増加したことなどを紹介。「働き方改革は“暮らし方改革”につながっている。1日の時間軸をどう有効に、生産性を上げて過ごせるか考えるようになった社員も多い」など、同社での成果を紹介した。

仮眠室(左)やシャワーブース(右)も用意
WORKSTYLINGを利用企業の担当者によるパネルディスカッションも開催

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。