不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/1/5

建築リフォーム・リニューアル工事の受注高、前年比減

 国土交通省は2017年12月27日、17年度上半期分の「建築物リフォーム・リニューアル調査」結果を発表した。元請として受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について建設業許可業者5,000者に対し調査を実施した。

 調査期間(17年4月1日~6月30日、同年7月1日~9月30日)中の建築リフォーム・リニューアル工事の受注高は6兆7,333億円(前年同期比11.6%減)。このうち、住宅に係る工事が1兆9,688億円(同37.1%減)、非住宅建築物に係る工事は4兆7,644億円(同6.2%増)となった。

 工事種類別にみると、住宅の増築工事の受注高は571億円(同39.7%減)、一部改装工事は757億円(同21.0%増)、改装・改修工事は1兆4,790億円(同44.2%減)、維持・修理工事は3,570億円(同11.0%増)。

 非住宅建築物の増築工事の受注高は4,454億円(同83.8%増)、一部改築工事が2,156億円(同17.7%減)、改装・改修工事、維持・修理工事が4兆1,034億円(同3.1%増)だった。

 工事内容については、住宅は「木造」の「一戸建住宅」(9,135億円)、「コンクリート系構造」の「共同住宅」(7,101億円)が多かった。非住宅建築物は、「コンクリート系構造」の「事務所」(6,831億円)、「鉄骨造」の「生産施設(工場、作業場)」(6,195億円)の順に多かった。

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