不動産ニュース / 開発・分譲

2018/2/1

川崎の商業施設を大規模リニューアル/三井不

リニューアル後の「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」イメージ

 三井不動産(株)は、「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市幸区)の2回目となる大規模リニューアルを実施。3月20日より、新規・改装103店舗を順次オープンする。

 同施設は、JR線「川崎」駅西口直結・京浜急行線「京急川崎」駅徒歩7分に位置。敷地面積は約7万2,000平方メートル、延床面積は約17万2,000平方メートル。店舗数は約330店舗で、店舗面積は約7万9,000平方メートル。
 今回のリニューアルでは、神奈川県初出店となる人気の海外ブランド「lululemon」などが出店。話題性の高いショップが期間限定で入れ替わる「LAZONA POPUP STORE」を新たに導入する。

 施設内の各所には、コミュニケーションロボットを設置。ユーザーニーズに合わせた情報をロボットが提供することで、施設内の回遊や購買行動にどのような影響を与えるか検証する。施設内のトイレには、各個室にドア開閉センサー、女性用トイレの待ち列にマットセンサーを設置。トイレの使用状況を液晶画面に表示するなど、利便性向上と施設業務の効率化を図る。
 また、同社パパ・ママ社員の目線で立ち上げたプロジェクト「ママ with ラゾーナ」の第1弾として、子供が遊びながら親が休憩できるイートインスペースを5階に新設。3階にはベビー休憩室も設置するほか、従業員休憩所も拡大する。
 駅前広場「ルーファ広場」には人工芝を敷設し、集い・憩いの空間とする。

 そのほか、同社は北口西バス乗り場および北口通路(西側延伸部デッキ)のネーミングライツパートナー企業となるほか、北改札とラゾーナ川崎プラザをデッキで接続するなど、川崎市と連携して利便性強化を図っていく。
 なお、秋には1階食物販ゾーン「グラン・フード」の全面リニューアルも行なう予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。