不動産ニュース / その他

2018/2/2

あなぶきG、シェアリング事業に参入

 あなぶきグループは1日、新会社(株)あなぶきスペースシェアを新設し、民泊・簡易宿泊所事業をはじめとしたシェアリングエコノミーサービスへ参入した。

 地方圏においても、訪日外国人の増加によって宿泊施設が不足する一方で、空き家の急増も社会問題化。6月に住宅宿泊事業法が施行されることもあり、同社が展開してきた不動産ソリューション事業や賃貸管理事業、ホテル事業等のノウハウが生かせると判断。参入に踏み切った。

 好立地の賃貸マンションや一戸建ての空室をリノベーションするなどし、良質な宿泊施設を全国で供給する考え。初弾案件は、あなぶきグループが保有する賃貸マンションの空室で、昨年12月末に簡易宿泊所の許可を取得、試験運用を開始している。今後、ノウハウを積み上げることで5年後に500戸の運営を目指す。

 あなぶきスペースシェアの代表取締役には平山俊一氏が就任。資本金は7,000万円、(株)穴吹ハウジングサービスが75%、穴吹興産(株)が25%を出資している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

簡易宿泊所

宿泊営業施設のうち、宿泊場所を多数人で共用する設備構造のものをいう。「簡易宿所」とも称される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。