不動産ニュース / 開発・分譲

2018/2/19

北越谷の川沿いで北欧風建売64戸/ポラス

まちなみ
「パレットコート北越谷フロードヴィレッジ」の全体イメージ図
モデル外観
近隣住民向けのプレ公開には約80組が来場した

 ポラスグループ・中央グリーン開発(株)は17日、分譲住宅「パレットコート北越谷 フロードヴィレッジ」(埼玉県越谷市、総戸数64戸)のモデルハウスをプレス向け、近隣住民向けに公開した。3月3日に販売を開始する。

 東武スカイツリーライン「北越谷」駅より徒歩13分の、信用金庫の研修所跡地1万2,396.32平方メートルでの開発プロジェクト。元荒川沿いという自然豊かな地形を生かし、パッシブデザインやサステナブル、ヒュッゲ(ゆったり過ごす空間)といった北欧の住宅に対する考え方を取り入れる。

 1期販売は14棟。敷地面積135.3~150.11平方メートル、延床面積93.77~116.29平方メートル。間取りは3LDKと4LDK。販売価格は未定だが、「おおむね3,000万円台半ばから4,000万円台半ばとする予定」(同社)。

 モデルハウスは2棟で、共に北欧テイストながら性格の違うデザインを採用。一方は、外観・内装ともにアースカラーを多用し、内装はダークブラウンやブラックの床や設備に対してホワイトの壁でコントラストを強調、洗練されたメリハリのある空間とした。もう一方は、グリーンの外観で、内装は柔らかな色合いで統一、パステルカラーをアクセントに採り入れた。

 プレス向けに先んじて、近隣住民向けに公開。隣接する自治会約700世帯に声をかけたところ、1割を超える70~80組が来場した。「来場者の声を聞いてみると、新しいまちへの期待感が大きい。子育て世帯も少なくないが、どちらかと言えば高齢世帯の方が多いエリアだけに、子育て世帯が増えることを楽しみにしているようだ」(同社)。

 同分譲地では、2017年4月に研修所建物の解体前に「棟下式」と称する住民参加型のイベントを実施したほか、開発地域内に設置する集会所・公園の設計や完成後の運営含めた方針を話し合う「南荻島未来会議」を隣接自治会と設置。3回にわたって会合を開くなど、近隣住民とのコミュニティ醸成に力を入れてきた。

アースカラー
ダークで洗練された色調のモデルハウス内装
やさしい感じ
明るめのやさしい色使いが特徴的なモデルハウス内装

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。