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ポラスグループ・中央グリーン開発(株)は17日、分譲住宅「パレットコート北越谷 フロードヴィレッジ」(埼玉県越谷市、総戸数64戸)のモデルハウスをプレス向け、近隣住民向けに公開した。3月3日に販売を開始する。
東武スカイツリーライン「北越谷」駅より徒歩13分の、信用金庫の研修所跡地1万2,396.32平方メートルでの開発プロジェクト。元荒川沿いという自然豊かな地形を生かし、パッシブデザインやサステナブル、ヒュッゲ(ゆったり過ごす空間)といった北欧の住宅に対する考え方を取り入れる。
1期販売は14棟。敷地面積135.3~150.11平方メートル、延床面積93.77~116.29平方メートル。間取りは3LDKと4LDK。販売価格は未定だが、「おおむね3,000万円台半ばから4,000万円台半ばとする予定」(同社)。
モデルハウスは2棟で、共に北欧テイストながら性格の違うデザインを採用。一方は、外観・内装ともにアースカラーを多用し、内装はダークブラウンやブラックの床や設備に対してホワイトの壁でコントラストを強調、洗練されたメリハリのある空間とした。もう一方は、グリーンの外観で、内装は柔らかな色合いで統一、パステルカラーをアクセントに採り入れた。
プレス向けに先んじて、近隣住民向けに公開。隣接する自治会約700世帯に声をかけたところ、1割を超える70~80組が来場した。「来場者の声を聞いてみると、新しいまちへの期待感が大きい。子育て世帯も少なくないが、どちらかと言えば高齢世帯の方が多いエリアだけに、子育て世帯が増えることを楽しみにしているようだ」(同社)。
同分譲地では、2017年4月に研修所建物の解体前に「棟下式」と称する住民参加型のイベントを実施したほか、開発地域内に設置する集会所・公園の設計や完成後の運営含めた方針を話し合う「南荻島未来会議」を隣接自治会と設置。3回にわたって会合を開くなど、近隣住民とのコミュニティ醸成に力を入れてきた。
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