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2018/2/19

新築戸建て価格、首都圏で大きく上昇

 (株)東京カンテイは19日、2018年1月の主要都市圏別・新築一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は3,773万円(前月比8.1%上昇)と2ヵ月連続の上昇。1月は供給が絞り込まれ、価格が上昇した。都県別にみると、東京都は4,583万円(同2.6%上昇)と連続上昇、神奈川県は4,115万円(同6.8%上昇)と14年4月の調査開始以来初の4,000万円台となった。千葉県は3,074万円(同7.7%上昇)、埼玉県は3,236万円(同4.5%上昇)となった。前年同月比では東京都以外の県で上昇している。

 近畿圏の平均価格は2,901万円(同0.8%上昇)と2ヵ月連続の上昇。府県別では、大阪府が3,121万円(同1.3%下落)と反転下落、兵庫県は2,996万円(同4.0%上昇)と3ヵ月連続で上昇、京都府が2,924万円(同10.1%下落)と大きく連続下落した。

 中部圏は3,015万円(同3.8%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇。愛知県は3,176万円(同0.5%上昇)とわずかながら反転上昇となった。

 福岡県は2,937万円(同6.4%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。

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