
スターツアセットマネジメント(株)が運営するスターツ福祉貢献インフラファンド投資事業有限責任組合は、福祉貢献型建物の整備に向けた第1号投資を行なった。
2015年度に子育て支援施設を含む福祉貢献型建物の整備促進を目的に東京都が創設した「官民連携福祉貢献インフラファンド投資事業」の一環。スターツグループは、16年にスターツコーポレーション(株)を無限責任組合員とする投資事業有限責任組合契約を、東京都、スターツアメニティー(株)との3者間で締結し、同有限責任組合を設立した。ファンド規模は25億3,000万円で、組合存続期間は10年。
今回、「両国福祉貢献プロジェクト合同会社」を設立。同有限責任組合からの資金を元に、東京都墨田区で福祉貢献型建物を建設する。建物は地上10階建て、延床面積約2,000平方メートル。定員60人の認可保育所と、共同住宅24戸、シェアハウス16室を設ける。11月にすでに着工しており、19年1月に竣工予定。