（株）矢野経済研究所は20日、2017年の住宅リフォーム市場に関する調査の結果を発表した。同社専門研究員による市場規模算出および文献調査。
同年のリフォーム市場規模は6兆2,359億円（前年比0.5％増）と推計。年間を通じて特段の変動はなく、ほぼ昨年同様の市場規模となった。分野別では、「設備修繕・維持」分野は2.5％増となったが、「増改築工事」は11.7％減となった。
なお、17年第4四半期（10～12月）の市場規模は1兆7,300億円（前年同期比12.9％減）と大幅減で、中でも12月が大きく減少した。
18年の市場規模については、6兆2,000億～6兆5,000億円規模を予測。17年12月に大きく減少したものの、それまでは前年同月から5％増ほどで推移していたことから、18年はゆるやかな増加傾向になると見込む。
