不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/2/27

マンション買い時感はやや低下/メジャー7調査

 ディベロッパー7社(住友不動産(株)、(株)大京、東急不動産(株)、東京建物(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株))が運営する新築マンションポータルサイト「メジャーセブン」が、2017年度の「新築分譲マンション購入意向者アンケート」の実施結果を公表した。17年12月11~25日、構成する7社のインターネット会員に対して、メールでアンケートを告知してフォームに誘導、回答してもらった。回答数は3,088人。

 マンション購入検討理由は、「資産を持ちたい、資産として有利だと思った」が20.6%(前年比0.3ポイント増)で最も多かった。「もっと広い住まいに住みたいから」が19.1%(同0.5ポイント減)、「もっと交通の便の良いところに住みたいから」が18.2%(同0.4ポイント増)と、上位3項目は前年と同様だった。「通勤に便利な場所に住みたいから」が16.6%(同0.7ポイント増)で前年7位から4位に上昇した。

 マンションの買い時感について聞くと、「買い時だと思う」と回答したのは10.4%(同0.7ポイント増)で、前回よりも上昇。一方で、「どちらかと言えば買い時」が31.5%(同4.6ポイント減)と減少した。「買い時だと思わない」という回答は17.9%(同1.3ポイント増)、「どちらかと言えば買い時だと思わない」が21.8%(同2.3ポイント増)。買い時感はやや弱まった。

 「買い時」と思うタイミングについては、「住宅ローン金利が低水準だから」が62.1%(同5.3ポイント減)。これに加え、「2019年10月に消費税が10%に増税予定のため」が40.6%(同6.1ポイント増)と、増加傾向となった。

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