不動産ニュース / 開発・分譲

2018/2/28

大阪でホテルとMの複合開発/東急不HD

ホテル外観イメージ
マンション外観イメージ

 東急不動産(株)と東急ステイ(株)は27日、ホテルとマンションの複合開発「久太郎町プロジェクト」(大阪市中央区)に着手した。

 同プロジェクトは、大阪市営地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」駅徒歩1分、御堂筋線「本町」駅徒歩4分に位置。東急不動産がホテルとマンションを開発し、東急ステイがホテルを運営する。衣類のクリーニングや宅配便の取り次ぎ等を行なうホテルのコンシェルジュ機能をマンション入居者も利用できるサービスや、ホテルをゲストルーム感覚で割引利用できるサービスなどを検討している。

 ホテル「(仮称)大阪市中央区久太郎町二丁目ホテル計画」は、敷地面積906.84平方メートル、延床面積8,997.48平方メートル、鉄骨造地上18階建て。コンパクトで機能的な客室から、テラス付きの広々とした客室まで259室を用意。エントランスドアはカードキーシステムを導入、客室フロアには宿泊者以外立ち入ることができないセキュリティシステムを採用する。5月着工、2019年度冬開業の予定。

 マンション「(仮称)大阪市中央区久太郎町二丁目マンション計画」は、敷地面積762.90平方メートル、延床面積4,958.20平方メートル、鉄筋コンクリート造15階建て。総戸数は98戸、間取りは1DK~2LDK(34.91~58.77平方メートル)。居室にはLEDダウンライト照明を標準装備、リビングと寝室の間には天井まで広がる大きな「スクリーンウォール」を採用する。1階の共用部分には、全住戸数対応のトランクルームを設置。エントランス、エレベーター、各住戸扉のトリプルセキュリティを導入する。3月着工、20年1月竣工、同年3月引き渡しの予定。19年5月から販売を開始する。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。