不動産ニュース / イベント・セミナー

2018/3/5

元バレー日本代表の大山加奈氏らを招きセミナー

「既存住宅の品質が向上し、既存住宅を選ぶ方が増えている。今後とも既存住宅の普及に努めたい」などと挨拶した榊理事長。セミナーには約250名が参加した

 (一社)不動産流通経営協会(FRK)は4日、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)にて「第12回FRK住まいと暮らしのセミナー」を開催した。

 冒頭、同協会理事長の榊 真二氏が「昨今、既存住宅の品質が向上し、新築よりも便利な場所にあり手頃な価格で購入できると、既存住宅を選ぶ方が増えている。不動産取引にあたり、消費者の方々には不安な点も多いと思うが、会員各社では建物・設備に対する保証サービスを提供するなど、安心・安全を担保する仕組みづくりを行なっている。今後とも既存住宅の普及に努めたい」と挨拶。

 第1部では、「二地域居住のすすめ~2つの地域で同時に暮らすと見えてくるもの~」をテーマに講演を実施。リクルート住まい研究所所長の宗 健氏が司会を務め、NPO法人南房総リパブリック理事長・建築ライターの馬場未織氏が、実際に行なっている二地域居住の暮らしぶりなどを紹介した。同氏は「二地域居住には、積極的に現地の方々と触れ合い、お互いが歩み寄る姿勢が必要。無理をせず、身の丈に合った方法で生活していくことが豊かな田舎暮らしにつながる」などと話した。

 第2部は、女子バレー元日本代表の大山加奈氏が「小さなきっかけから大きな夢へ」をテーマに特別トークショーを実施。競技人生から学んだ成功や挫折の経験、選手として活動する中で得た自信、仲間の大切さ、成長したことなどを披露した。

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二地域居住

都会に暮らす人が、週末などを定期的に、あるいは、年間の一定期間(1ヵ月以上とされる)を農山漁村で過ごす生活様式をいう。団塊の世代の退職後の生活スタイルとして提唱されている。

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