不動産ニュース / その他

2018/3/8

APAMAN、福岡でシェアサイクル事業

 APAMANグループは8日、シェアサイクル事業に参入すると発表した。

 ソフトバンクグループの新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」から設立されたOpen Street(株)と提携し、同社が提供するIoTを活用したシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を利用する。ブランド名を「ecobike(エコバイク)」とし、5月より福岡エリアで展開していく。

 利用者は、自転車を借用・返却できる「ステーション」の検索や決済といった手続きをスマートフォンやパソコンで簡単に行なうことができる。また、登録済みの交通系ICカードを自転車に設置された操作パネルにタッチするだけで、予約なしで自転車を利用が可能。

 「HELLO CYCLING」に登録されたステーションであれば、どの事業者が管理するステーションでも返却することが可能。1アカウントで最大4台の自転車を同時に利用できる。

 APAMANグループは、同社が管理する約7,000の不動産の所有者と「ステーション」設置について交渉し、サービスを全国に拡大。すでにシェアサイクルサービスを展開している関東エリアと合わせて、合計1万台の自転車配備を目指すとしている。なお、今後はアパマンショップのフランチャイズ加盟店と取引のある約20万人の不動産所有者とも設置を交渉し、サービスを拡大させていく。

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シェアリングエコノミー

空き状態にあるモノや技能の個人間の貸し借りを、情報通信システムを活用して仲介するサービス。英語でSharing economy。

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