不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/3/12

首都圏M、平均購入価格は5,452万円に

 (株)リクルート住まいカンパニーは、2017年の首都圏新築マンション契約社動向調査結果を発表した。01年より毎年調査しているもので、今回は17年1~12月の首都圏新築分譲マンションの購入契約者を対象に調査。集計回答数は4,768件。

 購入した物件所在地では「東京23区」が43%でトップに。以下、「神奈川県」20%、「埼玉県」14%、「東京都下」13%、「千葉県」10%と続いた。

 平均購入価格は5,452万円で調査開始以来の最高額を記録。なお、購入物件所在地別の平均購入価格の推移では、16年と比べると全地域で価格が上昇。東京23区では、調査開始以来初めて6,000万円を突破した。

 平均世帯総年収は944万円。「600万~800万円未満」が最も多く23%を占めた。なお「1,000万円以上1,200万円未満」が14.8%(昨年比0.6ポイント増)「1,200万円以上」が21%(同3.3ポイント増)となるなど、1,000万円以上の割合が徐々に増加している。

 購入理由のトップは、「子供や家族のために家を持ちたい」が42.6%でトップ。以下、「現在の住居費が高くもったいない」(32.1%)、「金利が低く買い時」(25.3%)、「もっと広い家に住みたい」(24.7%)の順に。なお、「資産を持ちたい、資産として有利」は22.8%で、去年と比べて4ポイント増加。

 既存マンションとの併行検討者は全体の49%を占め、03年以降、割合が増加傾向にある。

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