不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/22

武田薬品ビル竣工、日本橋本町二丁目再開発が完了

「武田グローバル本社」の外観
「武田グローバル本社」の外観

 三井不動産(株)がプロジェクトマネジメントを担当し、武田薬品工業(株)、武田薬品不動産(株)が開発する「(仮称)新東京武田ビル」が、20日に竣工。同ビルの竣工で、「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」が完了した。

 敷地面積は2,741.31平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造の地上24階地下4階建てで、高さ123.79m。延床面積は4万5,578平方メートル。中間層免震構造を採用した。LEDの積極導入による環境負荷低減、非常電源供給体制の整備などBCP対策などを充実させた。建物管理は(株)東急コミュニティーが受託した。

 武田薬品は、本社機能を同ビルに移転し、同社グループの「グローバル本社」とする。建築地は同社が明治時代から事業拠点を構えていた土地。

 「日本橋本町二丁目特定街区開発計画」は、三井不動産による「日本橋再生計画」の一環。2016年に福徳神社と連続した広場空間として「福徳の森」の地上部が竣工済み。全体完成に合わせ、「福徳の森」の地下に劇場型レストラン&ラウンジも開業する。

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