不動産ニュース / 開発・分譲

2018/3/22

自動車ディーラーに保育所を併設/ミサワH

東京トヨペット馬込店外観。手前が保育所入口

 ミサワホーム(株)は、東京トヨペット(株)馬込店(東京都大田区)内2階に、4月1日より開園する保育所を竣工した。

 事業企画から建物の設計・施工、開園までトータルでサポート。保育所は企業主導型の「ぶ~ぶキッズまごめ」(0~2歳・定員12名)および認可型の「ナーサリールーム ベリーベアー西馬込」(0~5歳・定員50名)。鉄骨造、企業主導型の延床面積65.75平方メートル、認可型の延床面積371.16平方メートル。 都営浅草線「西馬込」駅徒歩1分に立地。
 なお、企業主導型は東京トヨペットほか、トヨタ東京販売ホールディングスグループ会社の従業員も利用可能で、両保育所ともに運営は首都圏で21ヵ所の保育所を営む(株)ネス・コーポレーションに委託する。

 ミサワホームはこれまでに約40ヵ所の保育所を手掛けており、今回の設計にも、その経験と住宅メーカーのノウハウを生かした。施設内は、全面的に木を用い、壁紙には珪藻土クロスを採用。床にも無垢材を使用し、低温やけどをしない温水を利用するアクアセルを用いた床暖房を設置した。

 22日の内覧会で同社代表取締役社長の磯貝匡志氏は「約40の保育施設で培ってきたノウハウをベースに、企業主導型と認可型のハイブリット型、PFI型等、さまざまな確度から提案し、倍増を目標に事業を拡大していきたい」などと述べた。

 なお、同社では、同様に曙ブレーキ工業(株)(埼玉県羽生市、代表取締役社長:信元久隆氏)内でも4月より開園する企業主導型保育所「あけぼの保育園Ai-Kids(アイ・キッズ)」(定員12名)を竣工している。

1歳児室。室内は木をふんだんに使用している

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