メルディアグループ（株）三栄建築設計は、分譲住宅「MELDIA下北沢」（東京都世田谷区、総区画数4区画）の第1期販売（3戸）を開始した。
「MELDIA下北沢」は、京王井の頭線「池の上」駅徒歩5分、小田急小田原線「東北沢」駅徒歩7分に立地。若手建築家育成のためのプロジェクトとして実施した「三栄建築設計住宅設計競技（コンペティション） 北沢計画」における外部建築家の最優秀受賞作品（1戸）、およびグループ内コンペでの最優秀受賞作品（3戸）を建築、販売するもの。今回の第1期販売は、グループ内コンペの「緑と共に生活する新しい分譲住宅」を具現化した。
1棟それぞれの形・プラン・庭などの要素が、すべて異なる「個性」を持ち、「内部空間＝へや」と「外部空間＝にわ」がパズルを組み合わせたようにそれぞれ寄り添い集まって全体を構成する。「外部空間=にわ」には樹木などの「Green」が配され、その「Green」と呼応するように建築の外壁や土留の擁壁は意図的にシンプルな「White」で塗り込めた。
3戸すべて在来軸組工法2階建て。規模は「敷地面積115.99平方メートル、延床面積94.73平方メートル」「敷地面積100.01平方メートル、延床面積93.51平方メートル」「敷地面積100.02平方メートル、延床面積95.13平方メートル」。販売価格は未定。
また、外部建築家部門では、（株）空環境計画（石川県能美市）の常橋明浩氏が設計したプラン「7.0×7.0×4.2m＝205.8平方メートルの気積を持つ都市の大きなワンルーム」が最優秀賞を受賞しており、同作品についても2018年9月頃の販売を予定している。
