三菱地所(株)とラサール不動産投資顧問(株)、三菱UFJリース(株)はこのほど、共同で開発してきたマルチテナント型大型物流施設「ロジポート大阪大正」(大阪市大正区)の竣工式を執り行なった。
同施設は、敷地面積約5万5,000平方メートル。鉄筋コンクリート造地上4階建て、延床面積約12万2,000平方メートル。難波・心斎橋6km圏、淀屋橋・本町8km圏、梅田10km圏と、大阪都心部に近接。国道43号線で神戸方面、国道26号線で南大阪方面につながる主要幹線道路へのアクセスも良好なため、大阪のみならず神戸や京都も含めた関西の巨大マーケットへの輸配送にも対応できる。また、人口密集地に至近であるということ、JR大阪環状線等「大正」駅から同施設の最寄りバス停までの運行が頻繁であることなどから、従業員の確保が容易な立地となる。竣工時点での契約率は約55%。
建物は付加制震構造。市街地に近接しながら工業専用地域内にあるため24時間365日オペレーションが可能。72時間対応の非常用発電機を設置するなど、BCP対策を考えて災害リスクを抑えている。また、全館LED照明、太陽光発電設備など環境面にも配慮した。