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2018/4/13

「不動産協会賞」の表彰式を開催

表彰式の様子

 (一社)不動産協会は12日、パレスホテル東京(東京都千代田区)で第8回「不動産協会賞」の表彰式を開催した。

 同賞は、社会貢献活動の一環として日本経済や国民生活に関する著作物から選定・表彰しているもの。「国際競争力を高める都市再生」、「良好な住宅ストックの形成」、「防災・減災」、「環境問題」、「持続可能なまちづくり」、「コンプライアンス」、「法制度」、「エネルギー問題」など幅広いジャンルを対象にしている。

 今回の受賞作品は、「町を住みこなす 超高齢社会の居場所づくり」(大月敏雄著、岩波書店)、「まちの保育園を知っていますか」(松本 理寿輝著、小学館)、「人口減少時代の土地問題『所有者不明化』と相続、空き家、制度のゆくえ」(吉原祥子著、中央公論新社)の3作品。また、特別賞として「みどりの町をつくろう 災害をのりこえて未来をめざす」(アラン・ドラモンド著、福音館書店)を選定した。

 表彰式で挨拶した選考委員座長の青山 佾(やすし)氏(明治大学公共政策大学院教授)は、「2017年1月から12月にかけて発刊された書籍を対象に、選考会を3回開催し受賞作品を決定した。それぞれ、今後の住まいのあり方や、子育てに地域をどう生かすか、人口減少時代への問題提起などについて分かりやすく解説されていた。また、今回初めて特別賞として絵本を選出した。いずれも日本の将来の指標となるもので、たくさんの人に読んでもらいたい」と話した。

 また、同協会理事長の菰田正信氏は、「同賞の表彰は今回で8回目となる。今回からは出版社からの公募も募り、選択肢の裾野を広げた。当協会ではまちづくりや良質な住宅ストックの供給に力を入れているが、受賞作品を読むと、その社会的責任を改めて認識した」等と述べた。

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